2020月10月17日

ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2020 第4節対戦結果レポート

ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2020 第4節対戦結果レポート

『ストリートファイターV チャンピオンエディション』のカプコン公式チームリーグ戦“ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2020”は第4節を迎えいよいよ中盤戦といったところ。

第3節ではリーダーをサポートに下げる采配や定石を外したオーダーなど、各チームがこれまでの結果を踏まえた上のチーム戦略に工夫を凝らしてきた。

本記事では第4節の各マッチにおける試合内容のレポートはもちろんのこと、各チームのメンバー起用やキャラクターBANにおける戦略の狙いなどについても考察。

サブキャラクターの選択や選手のコンディションといった情報が出そろう中、後半戦に向けて奮闘する選手たちの戦いぶりをお伝えする。

INDEX

ストリートファイターリーグ:Pro-JP 2020のルール
SECTION4 第4節組み合わせ

【MATCH1】ウメハラゴールド 対 マゴスカーレット
 ・出場選手
 ・BAN対象キャラクター
 ・先鋒戦:ウメハラ 対 MOV
 ・中堅戦:カワノ 対 水派
 ・大将戦:ナウマン 対 もけ
 ・総評

【MATCH2】トキドフレイム 対 モモチスプラッシュ
 ・出場選手
 ・BAN対象キャラクター
 ・先鋒戦:りゅうせい 対 藤村
 ・中堅戦:ときど 対 ハイタニ
 ・大将戦:板橋ザンギエフ 対 ももち
 ・総評

【MATCH3】フードガイア 対 ネモオーロラ
 ・出場選手
 ・BAN対象キャラクター
 ・先鋒戦:ぷげら 対 sako
 ・中堅戦:どぐら 対 ガチくん
 ・大将戦:ふ〜ど 対 ネモ
 ・総評

SECTION4 第4節振り返り


ストリートファイターリーグ:Pro-JP 2020のルール

・1ラウンド99秒、2ラウンド先取制。2試合先取で勝利。
・各マッチは先鋒・中堅・大将戦を行い、勝利すると先鋒、中堅は1ポイント、大将のみ2ポイントを獲得。
・全10節を終了した時点で総合獲得ポイントの上位3チームがグランドファイナルへ進出。
・各チームは4人で編成され、各マッチごとに出場する選手を選ぶことができる。
・各マッチでは出場選手3名が発表された後、相手チームが使用するキャラクターを1体指定し、そのマッチ内で使用不可能にすることができる(キャラクターBAN)


SECTION1 第4節組み合わせ

第4節の対戦カードは

ウメハラゴールド vs マゴスカーレット
トキドフレイム vs モモチスプラッシュ
フードガイア vs ネモオーロラ

となった。

まず注目したいのは現在単独首位のネモオーロラと、3位のフードガイアの一戦。どちらのチームもメンバー選出やBAN対象などチーム戦略を上手く活用し、ここまで順調にポイントを伸ばしていることから、今節でもその采配にどんな工夫が見られるかに期待。

また、獲得ポイント2位のトキドフレイムと前節で待望の勝利を挙げた5位のモモチスプラッシュのマッチアップも気になるところ。上位チームがぶつかり合う中でトキドフレイムが我先にとトップに躍り出るのか、それとも反撃の狼煙を上げ始めたモモチスプラッシュがポイントを伸ばすことでランキングを混戦に持ち込むのか。


【MATCH1】ウメハラゴールド 対 マゴスカーレット

・出場選手

MATCH1は現在獲得ポイント4位と中堅を維持し続けているウメハラゴールドと前節でポイントが獲得できなかったことが響き6位になったマゴスカーレットが激突。

ウメハラゴールドは、ここまで大将で活躍してきたまちゃぼーをサポートに下げ、カワノ、ナウマンという若手2人を起用する大胆な采配。それに対するマゴスカーレットはなんと前節のネモオーロラと同様にリーダー・マゴをサポートに置く判断。もけ、水派、MOVとキャラクター面で非常に対応力が高い布陣で挑んだ。

・BAN対象キャラクター

続くBAN対象の選択ではウメハラゴールドはガイル、マゴスカーレットは春麗が選ばれた。ウメハラゴールドとしては水派のコーリンをBANして同キャラ戦を避けることもできたが、ここはベテランのMOVのメインを封じつつサブキャラクターの具合を確かめる作戦。

マゴスカーレットとしてはまちゃぼーが出ないことで若干予想を外したような感じだったが、BAN自体は順当にウメハラのガイルを封じチームの総力で当たる作戦をとった

・先鋒戦:ウメハラ 対 MOV

先鋒戦はウメハラの影ナル者とMOVのさくらというセオリーに則ったBAN対象同士の1戦に。ウメハラはここまで4戦全てでメインのガイルがBAN対象となっているが、影ナル者の仕上がりも試合を追うごとに良くなっている。
一方のMOVは春麗使いとしての印象が強く、サブキャラクターの起用に注目が集まる中でさくらを選択。サブキャラクターながら持ち味である巧みな地上戦をどこまで展開できるのかがポイントとなった。

試合の序盤はウメハラ“影ナル者”が飛び道具“灼熱波動拳(しゃくねつはどうけん)”を多用し、積極的に試合展開を作っていく。MOV“さくら”としては打撃技による牽制の展開を予測していたのか、この動きに対していささか動揺。絶妙な距離から放たれる“灼熱波動拳(しゃくねつはどうけん)”に被弾しダウンすると、続く“起き攻め”を立て続けに読み負けてしまいスタン。そのままラウンドを落としてしまう。

ウメハラ“影ナル者”は続くラウンドでもペースを維持し、プレッシャーをかけながらラインを上げていく。それに対して、MOV“さくら”は立ち弱キックの牽制で対応しようとするものの、仕込んでいた“昇桜拳(しょうおうけん)”が漏れてしまい大ダメージを負ってしまう。

その後の展開では、MOV“さくら”がVトリガーII“桜旋風(さくらせんぷう)”を使って攻めに転じるものの、序盤に作られた体力リードが響き、読み合いも嚙み合わず。逆に、ウメハラ“影ナル者”はVトリガーI“大逆無道(たいぎゃくむどう)”を活用した崩しに成功し、ラウンドを連取。前節から引き続きの動きの良さを見せた。

2試合目もまずはウメハラ“影ナル者”が軽快な動きを見せるものの、MOV“さくら”も徐々に動きの固さが無くなり、狙いであった立ち弱キックからのコンボを決めることに成功。加えて“灼熱波動拳(しゃくねつはどうけん)”に前ジャンプを合わせ体力を大きく奪う。

しかし、ウメハラ“影ナル者”は1試合目を先取している余裕もあってか、続く起き攻めの読み合いに“暴れ”を見せることでMOV“さくら”の出鼻をくじく。これに対してMOV“さくら”は、さらに積極的な動きで挽回しようとするものの、その姿勢が逆にミスの呼び水となってしまう。

試合は一貫してウメハラ“影ナル者”ペースで進み、最後は“灼熱波動拳(しゃくねつはどうけん)”を予測して前ジャンプしたMOV“さくら”に対し、狙いすました前ジャンプ中パンチからのコンボを華麗に決めてフィニッシュ。バトルカウント“2-0”でウメハラ“影ナル者”が後に続くメンバーをも勢いづけるかの内容で勝利した。

・中堅戦:カワノ 対 水派

ウメハラゴールドが先行しての中堅戦は、カワノと水派のコーリン同キャラ戦。今期リーグで初となるミラーマッチである。さらに、両選手とも試合では良い動きを見せながらも未だ勝利を挙げていない。この勝敗が今後の活躍を左右する重要な一戦になるのではないかと見られ、今節において特に注目度の高い試合となった。

同キャラクター戦というのは、取りたい距離や決めたい技など双方の狙いが同じなため、自然と常に一触即発な状態となる。コーリンの場合は地上戦における読み合いからダウンを奪い、“起き攻め”を仕掛ける機会をより多く作れるかが一つのポイント。それに加えて強力なVトリガーII“アブソリュートゼロ”を活かしきれるかどうかが重要だ。

試合は早い段階から仕掛けていくカワノに対し、水派が受ける構図となった。1ラウンド目は、カワノ“コーリン”が先にVトリガーを発動し、連続した通常投げで水派“コーリン”の体力を1割までを追い詰めるも、水派“コーリン”はギリギリのところでVトリガーを発動し返す。

先にVトリガーを使い切ったカワノ“コーリン”は、防戦に回り体力リードを維持しようとするも、僅かな隙を見逃さずに突いた水派“コーリン”が逆転。ラウンドを先取する。

続く2ラウンド目は、先に仕掛けることでペースを握ろうとするカワノ“コーリン”が、先に攻めの機会を得ることに成功。画面端での攻めが上手く通り、水派“コーリン”をスタンさせ、ラウンドを取り返した。

いまだ主導権がどちらにも傾かない中の3ラウンド目は、中盤にカワノが体力リードを取った段階でお互いがVトリガーを発動。張り詰めた空気が流れる中、EXゲージで優位に立っていた水派が“EXヘイルストーム”を使った攻めを立て続けに展開。これが上手く決まり、まずは水派が1試合目を制した。

重要な1試合目を取られたカワノだが、2試合目に入っても変わらず先に技を振りリズムを作っていく。この動きが功を奏し、2試合目1ラウンドでは連続してクラッシュカウンターを決めることに成功。先行した体力を上手く維持してラウンドを取得する。

対する水派“コーリン”もカワノ“コーリン”の動きに即座に対応。2ラウンド目には逆にクラッシュカウンターを獲得し体力を先行する。

ジリジリした戦いから徐々に大振りとなりつつある試合の中、2ラウンド目終盤に立ち中パンチからのヒット確認“EXパラベラム”をしっかりと決めたカワノがラウンドを連取。2試合目を取りカウントをイーブンに戻した。

緊迫するミラーマッチは3試合目に入り、まずは2試合目を取ったカワノ“コーリン”がペースを維持。ここまで作ってきた展開を利用し、絶妙な距離管理で地上戦を優位に進めラウンドを先取する。

しかし、水派はこの終盤で積極的に間合いを詰める攻めの姿勢を見せることで対応。2ラウンド目を水派がクリティカルアーツ“フロストタワー”を決めることで取り返すと、続く最終ラウンドも水派は攻め手に回るもEXゲージが枯渇した状態ではペースを握るところまでは至らず。最後はVトリガーとEXゲージの両方を活用しきったカワノ“コーリン”が水派“コーリン”の投げの空振りに立ち弱パンチを決めて勝利。息をのむ展開が続いた壮絶なミラーマッチをカワノがバトルカウント“2-1”で勝利した。

・大将戦:ナウマン 対 もけ

熱いミラーマッチの後の大将戦は、ナウマンのさくらともけのラシードが対決。ウメハラゴールドはナウマンを大将に抜擢。同選手のポテンシャルと信頼度の高さが窺える。

一方のマゴスカーレットはここまでで唯一の勝ち星を挙げているもけが大将に。実力と試合の安定感においては納得のオーダーであり、ポイントゲッターとしての活躍に期待がかかった。

試合前の解説ではラシードの空中からの攻めに対し、通常技での対空がメインとなるさくらが対応しきれるかどうかが一つのポイントとされた試合。

しかし、ナウマン“さくら”は持ち前の鋭い攻めと高い判断力でもけ“ラシード”を攻略していく。序盤にもけ”ラシード”の“EXワールウインド・ショット”をナウマン“さくら”が“春風脚”で飛び越えつつ反撃を決めると、続く“起き攻め”を成功させて体力を先行。

ラウンド終盤には、もけ“ラシード”が前ジャンプ強パンチで攻め込もうとするところを、ナウマン“さくら”は空中投げで迎撃。どちらも素早い反応や距離判断が必要となる難易度の高いプレイを、序盤ながら成功させたナウマン“さくら”がラウンドを先取した。

この好プレーにより自身のギアを上げることができたナウマン“さくら”は、一気に試合を取ろうとさらに攻めの姿勢を見せる。それに対しもけ“ラシード”は、一瞬飲まれそうになるも持ち前の冷静さでこれに対処。位置を入れ替えて一転攻勢に出る。

しかし続く“起き攻め”では、ナウマン“さくら”の“EX昇桜拳(しょうおうけん)”による割り込みによって阻まれてしまい、再度ターンはナウマン“さくら”へ。ナウマン“さくら”は、展開の早さと強気な攻めで相手の調子が上がる前に自分主導の動きを見せることで試合を優位に進め、まずは1試合目を先取した。

2試合目1ラウンド目では、もけ“ラシード”が相手の動きに対処した動きを見せる。あくまで相手のペースには付き合わず腰を据えた立ち回りを見せながら、リーチの長い牽制でクラッシュカウンターを誘発すると続くコンボで一気に画面端へ。

この攻めで体力優位を作ると、中盤にはVトリガーII“アーシファ”を使ってナウマン“さくら”を再度画面端に追い詰める。このプレッシャーでナウマン“さくら”のミスを誘い出すことに成功し、ラウンドを取得した。

もけ“ラシード”は、続く2ラウンド目にも1試合目を参考にした前ジャンプでナウマン“さくら”に空中投げを空振らせ、そこへ反撃を決める。

これらの対応により、ペースはもけ“ラシード”に傾くかと思われたものの、ナウマン“さくら”は今までのミスもチャレンジの一つと捉えたか、物怖じしない動きで立ち回りラシードの空中からの攻めを的確な判断で対処する。

そのままナウマン“さくら”は、3ラウンド目も軽快な動きで相手に先手を取り試合を先行。もけ“ラシード”の抵抗をものともせず、先の先を行く動きと読み合いを仕掛け続ける。最後は、ペースに飲まれて固まってしまったもけ“ラシード”に対し投げを連続して決めてフィニッシュ。バトルカウント“2-0”でウメハラゴールドに完全勝利をもたらした。

・総評

全体結果ではコーリン同キャラ戦を制したウメハラゴールドが全勝。ここでポイントの大量獲得に成功したことで一気に上位争いの一角に躍り出た。
一方のマゴスカーレットは出場選手の采配自体は意表をつく意味でも良い判断ながらポイント獲得には至らず。ここまでの戦いの中で作り上げてきたチーム全体の勢いで差をつけられてしまったか。

対戦選手
(使用キャラクター)

勝敗

対戦選手
(使用キャラクター)

先鋒戦 ウメハラ
(影ナル者)
2-0 MOV
(さくら)
中堅戦 カワノ
(コーリン)
2-1 水派
(コーリン)
大将戦 ナウマン
(さくら)
2-0 もけ
(ラシード)
獲得ポイント 4 0

【MATCH2】トキドフレイム 対 モモチスプラッシュ

・出場選手

MATCH2は、開幕戦以降好調で現在2位のトキドフレイムと前節の大将戦で勝利したことにより5位に浮上してきたモモチスプラッシュのマッチアップ。トキドフレイムはときど、板橋ザンギエフ、りゅうせいとこれまでにも見られた安定の布陣。

一方のモモチスプラッシュはももちと藤村に加え、今節でようやくハイタニを初起用。その持ち前の爆発力で勢いづいてきたチームの飛躍を狙った形だ。

・BAN対象キャラクター

BAN対象キャラクターの選択ではトキドフレイムはユリアン、モモチスプラッシュは春麗が選ばれた。

トキドフレイムは他チームと同様に藤村のメインを封じる判断。対するモモチスプラッシュは後半戦での追い上げを想定し、ここではときどの豪鬼ではなくりゅうせいのユリアンを狙い撃ちした。

ここまで互いのチーム戦略は五分といったところであり、戦いの読み合いは続くオーダーと試合の中に持ち込まれた。

・先鋒戦:りゅうせい 対 藤村

先鋒戦にはりゅうせいのセスと藤村の豪鬼がマッチアップ。定石通りのサブキャラクター同士の1戦となった。

りゅうせいは、ここまで3節全てに出場し全勝。うち2回は、サブキャラクターのセスを使用しての勝利であり調子の良さが窺える。一方の藤村は、同じく3節全てに出場ながらも勝ち星なしと苦戦状態だ。

この試合ではお互いがサブキャラクターを使う中、試合ごとに成長し勢いづく若手が実績と経験で上回るベテランを相手にどんな試合展開を見せるのかが注目となった。

藤村“豪鬼”は第2節でのぷげら戦以来2回目となるセスとのマッチアップ。前回との違いはりゅうせい“セス”のVスキルの起用が“丹田ブースター”となっている部分。

試合の序盤はお互いが低体力・高火力であることから、なるべくリスクを減らしつつ一度のチャンスから一気に攻め立てようとする中、藤村“豪鬼”がどっしりとした地上戦を展開。VスキルI“丹田インストール”による中距離のプレッシャーが無いことを活かし、飛び道具を軸に試合の流れを主導していく。

藤村“豪鬼”は時間を使いながら相手のリズムを早期に掴み、りゅうせい“セス”のしゃがみ強キックに対して立ち中キックの“置き”を見事に決めてコンボへ。貫禄の立ち回りで最初のラウンドを制した。

1ラウンド目でEXゲージを温存できた藤村“豪鬼”は、2ラウンド目も立て続けに攻めのターンを獲得する。再び立ち中キックからのコンボで一気に画面端へ追い詰めると、起き攻めを連続で読み勝ち体力を大幅にリード。りゅうせい“セス”はたまらず無敵技の“EXマッドクレイドル”で割り込みを狙うものの、藤村“豪鬼”はこれもガード。僅か26秒で2ラウンド目も取得し1試合目を先取した。

良い形で試合を先行した藤村“豪鬼”は、さらにギアを上げてりゅうせい“セス”を追い詰めていく。絶妙な距離調整と技選択により地上戦を制すると、さらには“斬空波動拳(ざんくうはどうけん)”による空中からの攻めも織り交ぜることで、りゅうせい“セス”の意識を分散。対空ミスを誘うことに成功し、再び大きく体力を先行してラウンドを先取する。

りゅうせい“セス”も劣勢であることを把握し、“クルーエルディザスター”や“アナイアレイトソード”を使って地上、空中の両面から攻めに転じるも、主導権を握られた状態では全ての行動が相手に読まれてしまい的確に捌かれてしまう。

そんな中、なんとか2ラウンド目にはクリティカルアーツ“丹田ディストーション”を絡めたコンボでラウンドを取り返すが、続くラウンドではEXゲージを使い切ってしまったことで再度防戦に。

藤村“豪鬼”はそのEXゲージの優位を活かした状態を維持し、最後はりゅうせい“セス”の無謀な前ジャンプを“豪昇龍拳”による対空からクリティカルアーツ“赤鴉空裂破(せきあくうれつは)”が炸裂。続く起き攻めで再度しっかりと無敵技“EXマッドクレイドル”をガードして反撃を決め、フィニッシュ。バトルカウント“2-0”で藤村“豪鬼”が第4節にして初勝利。持ち味を最大限に発揮した最高の内容で相手を圧倒した。

中堅戦:ときど 対 ハイタニ

ポイントゲッターの藤村が覚醒した後の中堅戦は、ときど“豪鬼”とハイタニ“ララ”の古豪対決。お互い世界のトッププレイヤーとして戦い抜いてきたプレイヤーであり、そのプレイスタイルや手の内は知り尽くしている間柄だ。

トキドフレイムとしては、板橋ザンギエフがサブに据えるアビゲイルがララやセスといった肉弾戦キャラに相性がいいと考えた模様。それに対するモモチスプラッシュは、調子を上げてきているももちを大将に置くことで、大将戦と中堅戦で合わせて3ポイント獲得を狙いにいったことからハイタニの中堅起用となった形となった。

ララは近距離戦での打撃とコマンド投げによる二択が強力なキャラクターであり、一度攻めのターンを獲得した際の爆発力が武器である。特に豪鬼は、体力やスタン値が低いことから1回のターンで倒しきれることも少なくなく、いかに豪鬼の飛び道具をかいくぐって近づくかがララ側のポイントだ。

試合はまずじっくりとした牽制技の振り合いからスタート。ハイタニ“ララ”は、しゃがみ中キックを主体に接近を試みる。それに対してときど“豪鬼”は、各種飛び道具で接近を阻みつつ空中からの攻めも警戒する守りの構えだ。

試合が動いたのは、1ラウンド目中盤にときど“豪鬼”が“赤鴉豪焦破(せきあごうしょうは)”でダウンを奪ったところから。“起き攻め”に“百鬼襲(ひゃっきしゅう)”を使いララのガードを崩すと、そのまま立て続けに“起き攻め”に成功。ハイタニ“ララ”は、前ジャンプで画面端から脱出を試みるも読み切られてしまいスタン。まずは、ときど“豪鬼”がラウンドを先取する。

2ラウンド目はハイタニ“ララ”がキャラクター特性を生かした形でラウンドを奪取するも、3ラウンド目でときど“豪鬼”は“百鬼襲(ひゃっきしゅう)”を多用。ララは攻めが光るキャラクターである一方、ディフェンス面に弱点があり、ときど“豪鬼”はそこを突いて逆にハイタニ“ララ”に攻勢をかけていく。この攻めが上手く通り、まずはときど“豪鬼”が1試合目を勝利した。

ときど“豪鬼”が良い攻めを展開したことで主導権を握るかと思われたが、2試合目は一転ハイタニ“ララ”がより攻撃に重きを置いた動きで相手に攻めさせない展開を作っていく。

ハイタニ“ララ”は1試合目と同様しゃがみ中キックを主体に立ち回り、立ち中キックが一度ヒットしたところから立て続けにダメージを奪うことに成功。ララの得意戦法に加え、チャンスをものにするハイタニ自身の持ち味をマッチさせ、ときど“豪鬼”を僅か6秒でスタンさせてラウンドを獲得した。

続く2ラウンド目は1ラウンド目が打撃主体の崩しだったことを利用し、今度は立て続けのコマンド投げを決めて体力を先行。それに対してときど“豪鬼”は割り切った“EX豪昇龍拳(ごうしょうりゅうけん)”で一度は切り返すものの、通常技の空振りを差し返されてしまい、そこから再度攻めのターンに持ち込まれてしまう。さすがのときど”豪鬼”もこれには耐えられず、そのままK.O。2試合目はハイタニ“ララ”が取り返した。

互いの苛烈な攻めが顕著に見られた試合は、3試合目で互いにターンが行き来する好試合に。序盤はハイタニ“ララ”が引き続きのペースで攻めを展開するも、ときど豪鬼は残り体力1割弱からVトリガーI“怒髪衝天(どはつしょうてん)”を発動。この時点で4割以上の体力差をつけられていたものの、“置き技”の立ち中キックからコンボを決め、続く起き攻めも読み勝ってクリティカルアーツ“赤鴉空裂破(せきあくうれつは)”で逆転し、ハイタニ“ララ”の勢いを断ち切った。

この逆転が鍵となり、続くラウンドではときど“豪鬼”がEXゲージ劣勢ながらも立ち回りで主導権を握ることに成功。“百鬼襲(ひゃっきしゅう)”と通常ジャンプを織り交ぜた攻めに、ハイタニ“ララ”は的確な対応ができずに苦戦。ときど“豪鬼”は画面端で“起き攻め”チャンスを獲得すると、そのままハイタニ“ララ”をスタンさせ、続くコンボをしっかりと決めてフィニッシュ。バトルカウント“2-1”で勝利しポイントゲッターとしての役割を果たした。

大将戦:板橋ザンギエフ 対 ももち

先鋒戦、中堅戦と立て続けに豪鬼が活躍したMATCH2の大将戦は、板橋ザンギエフの“アビゲイル”とももち“セス”が激突。

板橋ザンギエフはここまで2試合に出場し、1勝1敗。一方のももちは3節全てで出場し1勝2敗と、調子の良さはお互いまずまずといったところ。

今期リーグにおいて猛威を振るっているセス。アビゲイルとマッチアップするのは第2節の“ウメハラ対キチパ”、第3節の“板橋ザンギエフ対ぷげら”に続き3回目となる。ここまで2回ともアビゲイルが勝利している中で、ももちのセスがどのようにしてアビゲイルを攻略をするかに注目が集まった。

この試合でももち“セス”は、Vトリガーに“丹田マニューバ”を選択。これは防御の選択肢が少ないアビゲイルに対する攻めのきっかけとするほか、アビゲイルのVゲージをVリバーサル“オンタリオドロップ”に使わせることでVトリガーII“ハイブリッドチャージ”の使用機会を減らすことが狙いだ。

まず1試合目1ラウンドはこの狙いがうまく機能し、中盤までに先行した体力を維持することに成功。ももち“セス”がラウンドを先取する。

2ラウンド目も同様に、体力を先行した状態でももち“セス”がVトリガーII“丹田マニューバ”を発動。板橋ザンギエフ“アビゲイル”にVリバーサル“オンタリオドロップ”を使わせたものの、ここでは板橋ザンギエフ“アビゲイル”がEXゲージをクリティカルアーツ“アビゲイラー”に活用することで逆転し、ラウンドを取り返した。

しかし、EXゲージを使わせたことで3ラウンド目は再度1ラウンド目と同様の展開に。ここまで全てのラウンドで、ももち“セス”は持ち前の地上戦の読み合いで体力を先行することに成功。3度目となるVトリガーII“丹田マニューバ”で板橋ザンギエフアビゲイルにVリバーサル“オンタリオドロップ”を強制させると、続く展開で守りの選択肢がなくなったアビゲイルに対してクリティカルアーツ“丹田ディストーション”の削りを利用し、詰みの状態に。試合展開の巧みさでももち“セス”が試合を先取した。

2試合目1ラウンド目も引き続き試合の展開はももち“セス”優勢の展開に。1ラウンド目をももち“セス”が先取すると、2ラウンド目で板橋ザンギエフ“アビゲイル”は持ち前の我慢強さで中盤までなんとか体力を先行させることなく試合を進める。

この展開により、板橋ザンギエフ“アビゲイル”はEXゲージを温存したままラウンドを取得することに成功。続く3ラウンド目序盤に“アビゲイラー”を絡めたコンボを決め、ももち“セス”主導の試合展開を打開して試合を取り返した。

やや板橋ザンギエフ“アビゲイル”にペースが傾いた試合は、3試合目でもその試合展開は引き続き同じ展開に。

1ラウンド目は、ももち“セス”が地上戦を上手く進めることで先取すると、2ラウンド目は板橋ザンギエフ“アビゲイル”が早い段階で“アビゲイラー”を使うことで体力を先行しつつ、3ラウンド目にEXゲージを持ち越そうとする展開を作る。それに対してももち“セス”は、早期に2ラウンド目を板橋ザンギエフ“アビゲイル”に渡すことで、EXゲージを貯めさせない英断を取る。

お互いの試合展開の狙いが交錯する中、最終ラウンドはEXゲージで優位に立ったももち“セス”が先行。それに対して板橋ザンギエフ“アビゲイル”は、ようやくVトリガーII“ハイブリッドチャージ”を発動させることができたものの、その攻め気を機敏に読み取ったももち“セス”の前ジャンプを許してしまい、“丹田ディストーション”によるコンボを決められて撃沈。ももち“セス”が、まさに試合巧者といえる内容でバトルカウント“2-1”による勝利をつかんだ。

・総評

前節の大将戦勝利を皮切りに調子を上げてきたモモチスプラッシュが先鋒戦、大将戦を制して3ポイントを獲得。チームとして初勝利となった。
一方のトキドフレイムはここまで好調だったものの1ポイント獲得となり、トップ争いにおいて若干遅れた形に。

試合内容ではモモチスプラッシュのポイントゲッターとして期待される藤村が、素晴らしい内容で勝利したことが大きい。加えてリーダー・ももちが大将戦を支えていることでチームが軌道に乗ってきたようである。

このまま次節もポイントを獲得することが出来れば前半の出遅れを挽回することは十分に可能だろう。

対戦選手
(使用キャラクター)

勝敗

対戦選手
(使用キャラクター)

先鋒戦 りゅうせい
(セス)
0-2 藤村
(豪鬼)
中堅戦 ときど
(豪鬼)
2-1 ハイタニ
(ララ)
大将戦 板橋ザンギエフ
(アビゲイル)
1-2 ももち
(セス)
獲得ポイント 1 3

【MATCH3】フードガイア 対 ネモオーロラ

・出場選手

MATCH3は3位のフードガイアと単独首位のネモオーロラのマッチアップ。トキドフレイムの獲得ポイントが1ポイントにおさまったことで、ここでどちらかが大きくポイントを伸ばせば前半戦を首位で折り返すことができるであろう1戦となった。

メンバー選出ではフードガイアは引き続きShutoをサポートに置いた安定の布陣。それに対してネモオーロラは、キチパではなくオーダーやキャラクター選択において対応力の高いsakoを選択した。

・BAN対象キャラクター

まずはBAN選択。フードガイア側はベガ、ネモオーロラはラシードがBAN対象に選ばれた。フードガイアとしては順当ともいえるガチくんを狙ったBAN選択だが、ネモオーロラはここで他チームとは違いどぐらのメインを封じる選択を取った。

これはネモオーロラ側としてはポイズンやセスに対しての自信の現れのほか、前半戦に重きを置く他チームと違い後半戦の混戦を想定した選択を取ったようである。

・先鋒戦:ぷげら 対 sako

チーム戦略のレベルが高い両チームが選んだ先鋒は、ぷげらのポイズンとsakoのセスのメインキャラクター同士のマッチアップ。互いが、定石となるBAN対象選手を選んでいないあたりに読み合いの深さを感じさせた。

ぷげらは今節においてようやくBAN対象から外れてメインキャラクターを使用。ここまで1勝2敗とやや苦戦気味だったが、初のポイズン起用でその仕上がりが気になるところ。
一方のsakoは、ここまでセスを使い2戦2勝と好調。ぷげらのポイズンの仕上がりがコンディションの良いベテランに対してどこまで通用するかが注目された。

sako“セス”はVスキルに“丹田ブースター”を選択。これは中遠距離を主体とするポイズンに対して、さらに離れた距離から“ヘカトンケイル・グライド”を使うことにより、接近手段を増やすのが狙いである。

1試合目はこの選択が上手くハマりsako“セス”が先手を取る。一気に接近すると、セスの常套手段である空中からの“アナイアレイトソード”を主体とした攻めでポイズンを圧倒。画面端でスタンさせることで1ラウンド目を先制した。

ぷげら“ポイズン”としてもセスに対する知識は十分なので、この展開はある程度予期していたものと見られる。しかし、技のタイミングや選択が秀逸なsako“セス”の前には十分な対応ができずに苦戦。2ラウンド目にVトリガーI“ポイズンカクテル”を発動するものの、僅かな隙をしっかりと咎められてしまう。逆にsako“セス”はVトリガーI“丹田イグニッション”を発動し、続く立ち回りでコンボを決めてフィニッシュ。まずはsako“セス”が引き続きの調子の良さで試合を先取した。

2試合目では徐々にぷげら“ポイズン”が相手の攻めに適応していく。1ラウンド目では先ほど決められなかった“ファイアスコール”を絡めたコンボで持ち前の火力を発揮してラウンドを取ると、続く2ラウンド目では再三繰り出される“ヘカトンケイル・グライド”に対し、垂直ジャンプを合わせて迎撃。結果的に2ラウンド目は落としてしまったが、続く3ラウンド目ではsako“セス”のミスにも助けられる形ながらクリティカルアーツ“ラブハリケーン”を決めて試合を取り返した。

3試合目になるとペースはすっかりぷげら“ポイズン”に。2試合目と同様に“ヘカトンケイル・グライド”に垂直ジャンプで対応すると、その後の読み合いも優位に進め、ポイズンのもう一つの持ち味である火力を意識させることによって、sako“セス”の動きを制限していく。

sako“セス”もぷげら“ポイズン”の垂直ジャンプに対して、“マッドスパイラル”で迎撃するなど高度な攻略を見せるが、流れを再度引き寄せるまでには至らず。終盤ではぷげら“ポイズン”が画面端で“ファイアスコール”を絡めた攻めでsako“セス”のガードを崩し、最後は通常投げで決着。バトルカウント“2-1”でぷげら“ポイズン”が猛攻を捌ききって勝利した。

・中堅戦:どぐら 対 ガチくん

続く中堅戦は、お互いメインがBAN対象となったどぐらのセスとガチくんのサガットが対決。ガチくんはかりんの選択肢もあったが、前作“ストリートファイターⅣ”シリーズで使い込んでいたサガットを今期のサブキャラクターとして持ち込んできた。

お互いBAN対象となるのはこのMATCHが初となっており、どぐらはここまで3戦2勝、ガチくんは2戦2勝とコンディションは良好。ポイントはサブキャラクターの練度や相手キャラクターへの準備と見られた。

どぐら“セス”はVスキルに“丹田エンジン”を選択。これは少しでもサガットの主力技“タイガーショット”を抑制する目的である。

試合は近接戦で力を発揮するどぐら“セス”が近づこうとするのに対し、ガチくん”サガット”が各種通常技や対空で阻む形。序盤はガチくん“サガット”が体力を先行し、守るだけではなくセスの牽制技に対して要所を飛び込みや突進技“タイガーニークラッシュ”も見せることで優勢に。

1ラウンド目を理想の形で先取すると、続く2ラウンド目も地上戦を制圧することで序盤~中盤まで体力を先行。時折攻め込まれる場面があるものの冷静に対処し、立ち中キックからVトリガーII“タイガーアサルト”を発動。どぐら“セス”を寄せ付けない形でラウンドを先取し試合を先行した。

どぐら“セス”は、2試合目に入ってタイガーショットに対して“丹田エンジン”を合わせるという本来の狙いを見せることに成功。飛び道具を撃たせづらくさせることによって、徐々に間合いを詰め有利な戦況を作っていく。

しかし、ガチくん“サガット”は持ち味である冷静な判断と安定感をサブキャラクターでも発揮。ペースを奪い返そうとするどぐら“セス”の攻めを上手く利用し、逆に置き技の立ち弱キックからEXゲージをふんだんに使ったコンボでダメージを奪うことで、ラウンドを獲得する。

試合は終始ガチくん“サガット”がペースを握った状態が続き、2ラウンド目終盤ではどぐら“セス”の“ヘカトンケイル”から“ティタノマキア”の連係に対し、ガチくん“サガット”はVリバーサル“タイガーリベンジ”をわざと空振りして確定反撃を決めて勝利。バトルカウント“2-0”でガチくん“サガット”が高い練度を見せて快勝した。

・大将戦:ふ〜ど 対 ネモ

獲得ポイント1対1で迎えたMATCH3大将戦は、ふ~どのポイズンとネモのユリアンの対決。この試合を制した側が大きくポイントを伸ばすため、今後のポイントランキングに大きな影響を与える1戦。

ふ~どはここまでR・ミカを使用し3戦全勝。しかし、ここではポイズンがBAN対象とならなかったことで、今シーズン活躍しているポイズンを起用した。一方のネモは、リーダーながら第3節でサポートに回ったため今回が3試合目。ここまで2戦1勝とまずまずの成績だ。

このマッチアップでは序盤~中盤において立ち回りで優位に立ちやすいポイズンに対して、終盤のVトリガーI“エイジスリフレクター”での爆発を狙うユリアンという構図。

試合は序盤を“メタリックスフィア”を軸に立ち回ろうとするネモ“ユリアン”に対し、その行動を先読みして抑制していくふ~ど“ポイズン”。じっくりとした立ち合いではなく、いきなり読み合いを仕掛けたことでふ~ど“ポイズン”はペースを握る。ネモ“ユリアン”を画面端に追い詰めた状態で徐々に体力を削り、“EXバイオレンスニードロップ”で攻勢に出ようとしたところ的確に対処。まずは、1ラウンド目をふ~ど“ポイズン”が先取する。

面食らった形になったネモ“ユリアン”だが、2ラウンド目にはすぐに対応し五分の展開に。先に“ポイズンカクテル”を発動されてしまうものの、“EXデンジャラスヘッドバット”による割り込みを成功させ、続く起き攻めで“エイジスリフレクター”を発動。

1枚目のエイジスリフレクターでガードを崩すと、続く2枚目ではわざとコンボを途切れさせてさらに大きなダメージを奪う“ダブルアップ”に成功。ユリアンらしい形で2ラウンド目を取り返した。

ハイペースに進む試合は、3ラウンド目もややネモ“ユリアン”優勢の形で進む。ときど“ポイズン”はトリガーI“ポイズンカクテル”を先に発動させることはできるものの、一気に倒しきるまでに至らず、防御手段が少ない状態で“エイジスリフレクター”の発動を許してしまう。

この“エイジスリフレクター”の攻防でも投げを誘われる形となってしまいK.O。1試合目はネモ“ユリアン”が勝利した。

しかし、2試合目序盤は1試合目と同様ふ~ど“ポイズン”が一気に攻め立てる。EXゲージが無い状態では相手に触る回数がふ~ど“ポイズン”の方が多く、そのためゲージが先に溜まるためその状況を活かすことで1ラウンド目を先取した。

一方のネモ“ユリアン”は、この状況も想定の範疇と割り切りEXゲージを温存。2ラウンド目からは、要所で“EXチャリオットタックル”を使い見事にヒット。これによりふ~ど“ポイズン”は後手に回ってしまいリードを取るためではなく、取られたリードを取り戻すために“ポイズンカクテル”を使わされてしまう。

2ラウンド目をネモ“ユリアン”が取り返したことで、試合展開は1試合目とおおよそ同様に進む。3ラウンド目の“エイジスリフレクター”では、今まで温存していた通常投げの選択を解禁。これが大きな体力リードを生み出し、最後は遠距離からの“EXメタリックスフィア”がヒットしフィニッシュ。バトルカウント“2-0”でネモ“ユリアン”が選手とキャラクター両方の持ち味を発揮して完勝した。

・総評

注目の上位チーム同士の試合はポイントとなる大将戦を制したネモオーロラが3ポイント獲得し単独首位の地位を固めた。

内容ではいずれの試合もやや一方的な展開となり、勝者側のポテンシャルの高さが発揮された形となった。

フードガイアとしてもこのMATCHでは敗北を喫し1ポイントにとどまってしまったものの、トキドフレイムの結果も相まって順位は変わらず。試合内容もミスや動きの固さといった選手の不調は見られないため今後修正は可能だとみられる。後半戦で再度マッチアップした際の戦いぶりに期待だ。

対戦選手
(使用キャラクター)

勝敗

対戦選手
(使用キャラクター)

先鋒戦 ぷげら
(ポイズン)
2-1 sako
(セス)
中堅戦 どぐら
(セス)
0-2 ガチくん
(サガット)
大将戦 ふ~ど
(ポイズン)
0-2 ネモ
(ユリアン)
獲得ポイント 1 3

SECTION4 第4節振り返り

獲得ポイントではウメハラゴールド、モモチスプラッシュ、ネモオーロラが勝利し躍進。特にネモオーロラは、単独首位の状態からさらに伸びて計13ポイントとしたことで2位以下に大きな差をつけた。

また、ウメハラゴールドが計9ポイントと伸びたことに加え、トキドフレイム、フードガイアが1ポイント獲得の計10ポイントとなったことで上位争いが激化。特にウメハラゴールドは、現状リーダー兼ポイントゲッターのウメハラにBAN対象が集中していることもあり、メインキャラクターが使えるようになる後半戦に伸びる可能性が高いだろう。

また、モモチスプラッシュも3ポイント獲得の計5ポイントと5位の地位を確立。出遅れてはいるものの後半戦の期待を残している形だ。

残るマゴスカーレットは、未だ1ポイントと苦難が続いている。次回第5節が前半戦最終節となるだけに、ここでポイントを伸ばせないと後半戦ではさらなる対策によって厳しい戦いが強いられてしまうだろう。

試合内容では前節まで活躍していたセスがももち以外軒並み敗北しており、各選手の対策が進んでいることが見て取れる。今後も重要キャラクターになることは間違いないが、BAN対象となる可能性も考慮するとまだまだ一筋縄ではいかない展開となりそうだ。