ガチくん

『ストリートファイターV』の最初期からラシードを使い続け、長年のやり込みと丁寧な立ち回りで安定感のある試合運びをするプレイヤー。公式世界大会“Capcom Cup 2018”の覇者である。
昨年のストリートファイターリーグ: Pro-JP 2019では、まわりがその強さを懸念してかラシードにBANを集中させ、ガチくんはサブキャラクターのかりんで戦わざるを得ず、結果として上位抜けを逃してしまった。
ラシードはその動きのトリッキーさとは裏腹に、どんなキャラクターとも戦い抜ける汎用性があり、堅実なプレイスタイルを取るガチくんはことさら安定感がある。
今回も“BAN”が集中するとみられるが、昨年のリベンジとしてサブキャラクターもやり込んでいるとのこと。その仕上がり具合にはぜひ期待したい。

インタビュー

リーグに向けた仕上がりについて

元来オフラインでの取り組みをメインにしていましたが、オンラインでも気合を入れて密度の濃い練習をしています。
強豪プレイヤーが離れた地域にいるために、オフラインでは攻略を詰められなかったキャラクターもいるのですが、オンラインではそういった人とも練習できるので、取りこぼしのない攻略が可能になりました。
チームの役割では僕に“BAN”を集中させることで、チームメンバーがメインキャラクターを使いやすくさせることと、サブキャラクターであっても期待されているところでしっかり勝つことだと思っています。

リーグへの意気込みについて

リーダーのネモさんは、指摘すべきところはしっかり指摘する厳しさを持っている方です。伝え方がうまいですし、こちらの意図も汲んでくれるので、僕にとってはやりやすいチームですね。ただ、キチパへの当たりは強いですけど……(笑)。
昨年はサブキャラクターで活躍することができなかったので、その雪辱を果たしたいです。あと、つい最近子どもが生まれたので、娘にいい報告ができるようにがんばるのも目標にしています。

使用キャラクター